口腔ケアの秘訣、選ぶべき効果的なツールと製品 |
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美しい笑顔と健康な歯を維持するためには、適切な口腔ケアが欠かせません。ここでは、口腔ケアにおいて効果的なツールと製品に焦点を当て、その重要性をご紹介します。 1. 適切な歯ブラシ: 正しい歯ブラシの選択は口腔ケアの基本です。一生懸命に歯ブラシをするのは良いのですが、つい力が入りエナメル質をすり減らしてしまい、場合によっては知覚過敏になる原因となることもあります。100から200gを目安に優しく磨くようにするか、普通か柔らかめの歯ブラシを選び、歯垢を丁寧に取り除きましょう。 2.歯間ブラシと フロス: 歯ブラシのみの場合歯垢除去率はおよそ60%に対し、歯間ブラシやフロスを併用する事で90%近く除去が可能になり、歯と歯の間の隙間に蓄積した歯垢を効果的に除去します。定期的な歯間ブラシやフロッシングは虫歯や歯周病の予防に役立ちます。 3. マウスウォッシュ(洗口剤): 口腔洗浄剤は口臭の予防や口内の細菌の抑制に効果的です。30秒以上口に含み、30分以上は飲食を控えるとより効果が期待できます。口腔乾燥のある方はアルコールフリーの製品を選ぶとよいです。 4. 歯磨き粉: フッ素を含む歯磨き粉は、歯のエナメル質を強化し、虫歯の予防に寄与します。2023年から歯磨き粉の推奨基準が変更されて、歯の萌出から5歳までは1000ppm適量、6から14歳は成人と同様1500ppmを2cm程度と変更になりました。特に就職前のフッ素歯磨剤を用いた歯磨きは少量の水で1回すすぐ程度に留めるとさらに良いでしょう。小さいお子様はブクブクうがいができる4歳を基準に使用を考えても良いかもしれません。 これらの効果的な口腔ケアツールと製品を組み合わせ、日常のルーティンに取り入れることで、美しい笑顔と健康な歯を手に入れる一歩を踏み出しましょう。歯科医のアドバイスを受けながら、自分に最適なケア方法を見つけてください。 |
2023年12月4日(月) |
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