歴史ある４代目歯科医院

高祖父が教育者であったことは、今の神戸歯科医院の【患者様の話ををよく聞くこと・丁寧に分かりやすく説明すること】という考えの原点にあり、その重要性を教えてくれたのかもしれません。

祖父は群馬県歯科医師会の会長を務め、勲四等旭日小綬章を受章しました。また、祖母も歯科医師で、祖父が多忙な生活を送っている間は、彼女が当時の歯科医院を支えていたと伺っております。
ありがたいことに、患者様から「あなたのおじいさん、おばあさんに治療してもらった歯なんですよ」というお話をいただいたこともあり、地域との結びつきの大切さを実感しています。

父は現在の伊勢崎市羽黒町にある神戸歯科医院を昭和５５年に開業し、近年では歯科保健の普及に携わり、厚生労働大臣賞を受賞しております。

【２０２３年１２月に父神戸英明が享年７３（満７２歳）にて永眠致しました】

この場所は患者様にとっては神戸歯科医院ですが、私にとっては生まれ育った実家でもあり、患者様から”先生が小さいときに庭を駆け回っているのを、この診察室の窓から見てたんだよ”とお話しされることもあります。最近ではそういったことを聞かなくなったのは少し寂しくもあります。

諸行無常という言葉があるように、時代は移り変わっていくものですが、『故（ふる）きを温（たず）ねて新しきを知る以って師と為すべし』という言葉が示すように、先代から受け継いだものを活かしながら、今とこれからを創り上げることが、私にとって重要な価値観であると感じています。

今後も地域とつながりのある歴史ある神戸歯科医院をどうぞよろしくお願いいたします。